12月5日、鳥取聾学校ひまわり分校の澤田先生を講師に招き、1年生で手話講演会を行いました。「耳が聞こえないことは悲しいことではありません。よかったと思うことはたくさんあります。耳が聞こえなくても様々な分野で多くの人が活躍しています。デフリンピックは東京大会で100周年を迎え、パラリンピックより歴史は長いです。今回の大会では、日本は51個のメダルを獲得し、獲得数は世界第2位です。2025年6月に「手話施策推進法」が制定されたのは、「手話言語条例」を日本で初めて制定した鳥取県の動きが大きいのです。先日、ウェルネス徳尾店で混雑しているレジに並んでいるとき、やさしく肩をたたいて次のレジへ案内してくれた男子生徒がいました。とてもうれしい出来事でした。このように一人一人の行動が社会を変えるのです。誰一人も取り残さない、みんなが明るく夢をもてる社会がつくれることを望んでいます」と澤田先生。 今回の講演は、人と人が豊かにつながり、共によりよく生きていくことを考える大変貴重な時間となりました。澤田先生、手話通訳の方々、本当にありがとうございました。