6月7日、尾崎病院の木村正美先生をお招きし、1年生で「喫煙防止教室」を実施しました。
喫煙による心身への影響を知るために、毎年、1年生を対象に実施しています。中には、中学生の時期に興味本位でタバコに手を出し、そこからやめられなくなってしまう事例もあるからです。
木村先生からは、「思春期はまだ肺の成長途上にあるので、この時期に喫煙すると肺胞がこわれやすくなります。破壊された肺胞はもう元にはもどりません。思春期からの喫煙はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)につながる危険性が高くなるので、この時期からの喫煙は特に危険なのです。」「やめることは難しいので、最初の1本に手を出さないことが大切です。誘われたら、とにかく断る、吸わない理由をはっきり持つことが大切です。」というお話がありあました。」
生徒のみんなはしっかりと話を聞き、講演後には多くの人が、「話を聞いていると、自分が思っているよりもタバコは吸っている人や吸っていない人でも、体に害を与えてしまうことがわかったので、大切な人を守るために、将来、タバコは吸いたくないと思いました。」といったタバコによる害を理解した感想を持ったようです。



