7月4日、高草中校区5小中学校PTA合同による「高草フォーラム」を高草中にて開催しました。当日は高草中会場だけでなく、オンラインでも参加することができ、多くの保護者の方にご参加いただくことができました。ありがとうございました。
今年度は、講師に鳥取県人権文化センターの中尾和則さん、鳥取こども学園長の藤野謙一さんをお招きし、今年4月に施行されたばかりの「こども基本法」について学びました。
中尾さんからは、こども基本法が作られた背景にある"子どもの権利条約"といった基礎知識から説明をしていただき、子どもの"意見表明権"、"自尊感情を高めることの大切さ"などについて話していただきました。また、藤野さんからは、子どもを取り巻く状況、"受けとめられ体験"が重要である、といったお話をしていただきました。
こども基本法が制定されただけでは、こどもの人権を守ることはできません。私たち大人一人一人が、こどもを単なる保護の対象者として捉えて接するのではなく、一人の人格と意思を持った“権利の主体”として捉えて接することが大切…そして、何よりもまず、子どもの声にしっかりと耳を傾けることが大切であるということを学びました。