1月19日、3年生の理科の時間に、鳥取県保健事業団の方を講師に招き「環境教室」を実施しました。鳥取県保健事業団は私たち教員の健康診断でもお世話になりますが、その他にも、水質検査などの環境分析や食品検査なども行っている事業所です。今日は、「クラス対抗!水をきれいにしてみよう」と題して、用意された道具や薬品を自由に使って、汚れた水をどれだけきれいにできたかを競い合う実験を班対抗で行いました。
どの班も実験が始まるとテキパキと実験装置を作り上げ、とても楽しそうに水の浄化に取り組んでいました。最近は、入試に向けた問題演習が多く、久しぶりの理科実験にテンションが上がっていたようです(笑)
制限時間内に集めた水を、保健事業団の方が水質を調べる装置を使って水の汚れ具合を数値化してくださり、それによって班ごとの得点が出されます…
得点によって各クラスの優勝班が決まり、その優勝班の得点をクラス対抗で競った結果、3年1組が優勝。給食時間の前に表彰式が行われました。なんと、クラスの全員分に景品が用意されていて、大盛り上がりでした!
用意されたもとの水の中には色々なものが溶け込んでいて、単純にろ過をしただけでは取り除けない物質もあり、水をきれいにするというのは難しいことなのだということがよく分かったようです。水道の水を飲むことができる国は、世界の中でもそれほど多くなく、日本の水道の水は世界で最もきれいです。きれいな水の貴重さを学ぶよい機会でした。
鳥取県保健事業団の皆さん、ありがとうございました!